コラム

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2021.03.26

薄毛治療 

薄毛治療に効果的なAGA治療薬とはどのような薬剤か、発毛・育毛や脱毛対策に有効的な薬剤についてです。

薄毛とAGAとは

薄毛とAGAの関係性

薄毛は、髪全体のコシ・ハリが失われて、昔の自分自身と比較すると髪全体のボリュームが減少し頭皮が客観的に見て目立ってしまっている状態をいいます。国内の成人男性の3人に1人が抜毛・薄毛を自覚し約1260万人も悩んでいます。男性型脱毛症は、Androgennetic Alopeciaと意味でAGA(エージーエー)と略されます。男性が二十歳を超え思春期以降に発症することがある進行形脱毛症です。具体的な例で、額の生え際・頭頂部の毛が抜け、一般的に言われる「バーコード頭」や「M字ハゲ」と呼ばれる状態になります。

AGA(男性型脱毛症)の原因

AGAには、様々な原因があり、多くの成人男性に影響しているのが遺伝・男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)です。テストステロンと5α還元酵素(5αリダクターゼ)が結合し、テストステロンがDHTに変換されることで抜毛や薄毛を進行させる原因になります。DHTは、毛乳頭細胞内にある男性ホルモン受容体(アンドロゲンリセプター)と結合してその髪の毛の毛髪サイクルを崩し成長期が極端に短くなり休止期や退行期に移行することで髪が抜けます。

脱毛対策するには

薄毛を防ぎ脱毛対策をするには、脱毛・抜毛を促進させるDHTを抑制することが大事です。5α還元酵素阻害薬のプロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)を服用することで、テストステロンをDHTに変換させる前に5αリダクターゼを阻害して脱毛の原因であるDHTの生成を防ぐことができます。

女性の薄毛治療

最近女性も薄毛で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。女性の薄毛や脱毛の原因として、加齢・女性ホルモンの減少・仕事や人間関係によって起こるストレス・妊娠や体調不良など様々です。これらによってホルモンバランスが乱れて髪の毛にも多大な影響が生じます。女性の薄毛治療は、ミノキシジル使った薬剤での治療が一般的です。フィナステリドなどの5α還元酵素は、禁忌とされているため服用することはできません。

薄毛治療に最適なAGA治療薬

AGA治療薬は、日本皮膚科学会(2017年)が男性型脱毛症ガイドラインという物を発表しており、ランク付けされています。AGA治療薬である「フィナステリド」や「デュタステリド」、「ミノキシジル」は、治療推奨度で最高ランクの「Aランク」に位置付けされています。

フィナステリド(Finasteride)とは

フィナステリドとは、5α還元酵素阻害薬に分類されるAGA治療薬であり、前立腺肥大症の治療・改善薬として研究や開発されていました。しかし、臨床試験中に服用していた被験者から毎日の抜毛が減ったことや、薄毛が改善されたなどの報告が相次いであり、改めてAGA薬として研究が開始されました。

フィナステリドは、1日1回1錠で服用するようにしてください。飲み方として、特に指定はありません。食前食後はどちらでも構いません。注意点として、フィナステリドの血中濃度を安定させるために、必ず毎日同じ時間で1錠服用するようにしてください。
最初に販売されたフィナステリド製剤は、アメリカのメルク・アンド・カンパニーが製造・販売した商品名がプロペシアというフィナステリド製剤です。国内では、2005年12月14日に旧社名が万有製薬であるMSD株式会社からプロペシア錠1mgとプロペシア錠0.2mgが販売されています。現在では、特許関係が切れて、多くの製薬会社からフィナステリド製剤のプロペシアジェネリックが製造・販売されています。有名な大手製薬会社のプロペシアジェネリックとして、フィナステリド「ファイザー」(ファイザー社)、フィナステリド「サワイ」(沢井製薬株式会社)、フィナステリド「クラシエ」(クラシエ製薬株式会社)、フィナステリド「トーワ」(東和薬品株式会社)など多く販売されています。

デュタステリド(Dutasteride)とは

デュタステリドとは、フィナステリド製薬と同じ分類である5α還元酵素阻害薬です。デュタステリドとフィナステリドの違いを比較すると、デュタステリドは、フィナステリドよりも5α還元酵素の阻害効果が約1.6倍も高い薬剤です。更に、5α還元酵素には、Ⅰ型とⅡ型の2種類がありフィナステリドは、Ⅱ型しか阻害することが出来ません。しかし、デュタステリドは、5α還元酵素のⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害することができます。デュタステリドも、1日1回1錠毎日決まった時間に服用するようにしてください。

現在デュタステリド製剤も多くの製薬会社から製造・販売されており、グラクソ・スミスクライン株式会社の「アボルブ」や「ザガーロ」や東和薬品の「デュタステリド錠」です。

ミノキシジル(Minoxidil)とは

ミノキシジルは、アメリカのファイザー社が開発・研究して販売された発毛促進剤です。経口血圧降下剤として処方されていましたが、副作用として多毛が確認され、AGA治療薬として改めて研究・販売されました。

現在では、ミノキシジルタブレットかミノキシジル外用薬の2種類がありどちらも発毛を促進させます。ミノキシジルタブレットは、高い発毛・育毛効果が期待でき、5α還元酵素阻害薬であるデュタステリドやフィナステリドを併用することで、脱毛対策と育毛・発毛の両方を高めることができるため併用することが推奨されています。もう一つのミノキシジル外用薬は、ローションタイプ・スプレータイプ・フォームタイプなど何種類かあり、ミノキシジルタブレットやデュタステリドなどの5α還元酵素阻害薬と併用することが可能です。

AGA ドクターズ カクテルとは

金沢ユニットクリニック、ユナイテッドクリニック各院では日本皮膚科学会による男性型脱毛症診療ガイドラインに沿った治療をおこなっており、この診療ガイドラインの最高Aランク(行なうよう強く勧められる)の薬剤に加え、髪の栄養として必須な栄養成分である亜鉛、セレン、マルチビタミン、リジンなどをオリジナルのレシピで配合した、いわば全部入りの発毛に特価したセットを御用意しております。こちらのセットをご利用の方の発毛率は98%以上です。バランスの良い髪に良い食事を毎日摂取するのは難しいのが現状ではないでしょうか?AGA ドクターズ カクテルは毎日飲むだけで続けられます。薬剤、栄養、保護の観点から研究されたこのAGA ドクターズ カクテルが一番結果が出ておりますので薄毛でお悩みの方はぜひご相談ください。

通販・個人輸入代行の危険性

AGA治療薬は、最新薄毛治療として最近では知名度が上がり人気のある薬剤ですが、まだ都心にしか専門のクリニックや病院(皮膚科)がないため、口コミなど読んで通販・個人輸入で薬剤を入手しようと考えてる方もいると思います。しかし、通販・個人輸入の薬剤は、激安の費用で入手できることがあり、約6割もの薬剤が偽物という報告があります。

更に、AGA治療薬には、併用禁忌薬や併用注意薬があります。自己判断で服用する前に必ず専門の医師に相談してから正規の流通路を持っている医療機関で薬剤を処方してもらうようにしてください。

記事監修

2008年
久留米大学医学部医学科卒業
2008年~
福岡大学病院にて卒後臨床研修後、同大学医学部形成外科に入局 (2017年3月退局)
2011年
山口県済生会下関総合病院形成外科
2012年
新小文字病院形成外科
2013年
福岡大学大学院生体制御系専攻入学(2017年3月修了)
2014年~
正樹会佐田整形外科病院形成外科
2016年
九州中央病院形成外科
2017年4月
ユナイテッドクリニック福岡博多院院長就任
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